2015年10月24日土曜日

休みもない無給の仕事

子供達にとっての勉強は、私たち大人にとっての仕事に似ています。

働かない人たち(ニートや病気の人など)を除けば男性も女性も

何かしら働いています。


これが皆さんへのプレゼントです!
下のリンクをクリック(タッチ)

母の日の感動動画
youtubeのリンク(音声にご注意下さい)






ある感動的なyoutubeにアップされた動画で「人材募集」の面接シーンがありました。



集団面接の場で面接官に応募者が色々と質問します。

給料は?勤務時間は?休みは?有給は?など・・・。

その問答とラストが感動です。

「給料は?」⇒「ありません」

「勤務時間は?⇒「24時間です」

「休みは?」⇒「ありません」

「ボランティアですか?」⇒「いえ、仕事です、ただし遣り甲斐があります」

何の仕事は分かりますか?

ラストシーンに

「どういう仕事ですか?」

実際にこの職で働いている人が世界中に数億人もいます。




子育てをする母親です!(Moms!)

思い出すだけで涙が出ます。

母親・・・・確かにそうです。

今どきのお父様方もそういう方が増えてきた様ですね。



365日、24時間、休みがなく、たとえ主婦であろうと有職者であろうと仕事は会社員より多く、

そして昇級も評価もない。



無限大の愛情をあらゆる仕事で同僚と動画では呼んでいる子供に注ぎ育て、
何の見返りも求めない。

ただただ子供の健康と健やかな成長にこころを砕き、

美味しい料理を一生懸命作る。



国語を教えるっていうことは、持論ですが、人生を教えることではないでしょうか?

以前予備校講師時代に控室で他の先生たちと話したことがありました。

「国語ってさ、人生を語らなければダメだし語れるくらいじゃないと授業出来ないよね」

そんな話題だったと思います。だから私もたまたま現代文講師だったので

今でも人生を語るのです、多分そういう年齢になったためもあると感じています。



私を導いて下さったキリスト教の神父様に言われた言葉が忘れられません。

「岡田さん、あなたは教員ではいけない。先生になりなさい。」

きっとそれが私の天職であり、神様から託された使命なのだと受け取りました。

色々な職業の人が先生と呼ばれますが、神父様のおっしゃった教員ではなく先生という

意味はとても深いお言葉でした。

子供達を正しく導き、力を引き出す仕事。知識やテクニックだけを一歩的に

与えるだけのありきたりの指導者ではいけないということです。



ネクサス進学会は『岡田の国語塾』というサブタイトルがあります。

勉強、やる気を引き出して勉強に向かわせ自信を持たせる、

そして国語の授業や指導の中で読み方、書き方を具体的に分かりやすく

『岡田の国語公式』も叩き込みながら行います。

それは一生の財産になるでしょう。

しかしそれだけではありません。





先生とは・・・先に生まれた人生の先輩。一人の大人であり、国語を指導する人として




人生を教えなければならないと考えています。難しい話はしません。

生きていれば色々とあります。その人、その年齢に見合った試練があります。

その試練を乗り越える力を付けさせて、私は自分の背中を通して人生を語ります。

頑張る姿、疲れてだらしない姿・・・

実際に具体的に話す時もあります。宿題をサボった時など場面に応じて

「お母さんが家事を放棄したら、あるいは病気で動けなくなったらどうする?」

「今当たり前のように過ごしている生活が止まるぞ。だからね、おいしいご飯ありがとうって

お母さんに一言感謝して言いなさい。お母さんはそれだけで苦しくても疲れていても

あなたのためにまた頑張れるんだよ」




親とは偉大だなと痛感したのは私の加齢だけでなく、父の臨終や

今の母の気持ちが強く伝わり理解できる様になったからだと思います。



たまに私は「ここは国語塾で、しかも人生道場だ」なんて言ったりします。

宿題をやってくればほめ、サボりが続けば向き合って子供と話し合う。

「キミは宿題をサボっても自分が成績上がらないだけ、じゃお母さんが

夕飯サボったらどうよ?キミが代わりに作ってあげるか?」

褒めて褒めて、時には叱り・・・目標を話し合って一緒に目指す。



この子達はいつ親の無限の愛情に気づくのかな?と思いながら

人生を語り、子供達を導き力を引き出す仕事であり、私はそういう塾長です。


特に最近は母の不調もあって、でも母の愛情を一身に感じながら生きています。

寿命というかお迎えまであと何年だろう?

そんな事を考えますが、そんな高齢な母親でも、自分が辛くても

私が辛くて泣き崩れても笑顔で叱咤激励するのです。自分を犠牲にしても。




Moms !という最後の仕事を告げた時の感動はすごかった。

やらせとか脚本とかどうでも良くて、真実を語っているのです。

だから私は自分の母を面倒みながらでも

塾の子供達のお母さん方を応援し、微力ながら私の出来る仕事をやり続けます。



休みも評価も給料もない24時間勤務の仕事、Moms !(お母さん)に感謝です。


子育て中のお母様、(子育てにマニュアルも正解もないから)皆さま本当に大変ですが

きっとお子さんたちは立派に成長して注いだ愛情をこころに浸み込ませながら

頼もしくなるでしょう!

どうです?泣けました?読んでくださったあなたにもお母さんがいますね。

もしご存命でしたら感謝を伝えてくださいね。

一緒に頑張りましょう!  ネクサス進学会 岡田

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