今日は指導はありません。塾はお休みしました。
今年度を振り返って・・・
今までになく体調不良が続き、自分でも歯がゆいほどです。
ただそんな欠点をカバーすべく最大限の努力と作戦を立てて臨みました。
とくに受験生である中3生の指導です。
夏休みから本格的に取り組み、秋、そして冬休みの
冬期講習と正月特訓。また12月より始めた受験特訓。
全てが計画通りに進みました。
全員第一志望が都立高校(学費面では当然ですが)なので
都立対策を必死に行いました。
過去問5年分を3回解きました。
得点できない教科の設問については私の指導のみならず
生徒参加で早く正解を出す方法を話し合い研究しました。
得意な生徒がそれぞれ意見を出し合い、私の経験も交えて
ピンポイントな指導も行いました。
特に弱い記述問題についてはどうするか?
具体的な書き方やコツも伝授しました。
改めて今年感じたこと、それは国語力です。
国語が得意でない生徒は記述はもちろん討論でも発言が少ない。
「次の言葉を用いた短文を書きなさい」という練習でも遅い、書いても意味が分からない文。
ネクサスは国語塾として国語指導を中心に据えながら全科目指導をしています。
語彙が足りないから国語苦手=相対的に得点できないとひしひしと感じました。
漢字、熟語の意味、字の意味、英単語のスペルなど
知識面での不足を感じました。
2回行ったの2回=twiceが出てこないのです。えぇ~???と驚きました。
国語塾ネクサス進学会、国語には力を注ぎ、他塾に負けない指導を売りにしています。
読めない、書けないを持ち上げるための努力は続けますが、
その子の土台がどれだけかによって伸びる速さがかなり違います。
熟語はもちろん和語すら知らない、一般常識的な総理大臣を知らないなど
程度に差があるにせよ、驚く生徒は少なからずいます。
今年の受験生は真面目で内申も良くてその分私としては気持ちが楽でした。
ただ語彙が少ない、いや少なすぎるという問題は解決出来ませんでした。
その生徒1名は残念ながら第一志望に合格できませんでした。
色々と工夫はしたのですが、都立全員合格が達成出来なかった本年の反省です。
それでも皆良くやってくれたと私は満足感と達成感はあります。
私も足りないところがあります。その穴(苦手)を克服しつつ新年度を迎えます。
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