2013年3月20日水曜日

卒業おめでとうございます

ようやく休みが取れました。

昨日19日に近隣中学校で卒業式がありました。

中学1年生の頃から預けて頂いていた生徒のお母様から

「無事卒業しました。今までありがとうございました」とお電話を頂きました。


ふと1日経ってから、うちの塾って何かちょっと変わっているな・・・

と感じました。

そのお母様、諸事情で色々と大変な経験をされました。

だから中学校卒業という節目にとても感慨深いものがあったのでしょう。

私も色々と出来るお手伝いをしました。

確か事情で転職する際に、面接で小論文を出さなければならないとかで、

「先生、自信がないので見て貰えませんか?」とお願いされたことがありました。

『国語塾』とか作文指導を謳っている以上、真価を発揮しなければね。

確か1200字だったので、慣れていないと字数が埋まらない。

お母様の原文が250字くらい空白でした。

少しお話を伺ってから、加筆修正して仕上げました。

見事採用になったので良かったと思います。面接は印象しか残りませんが、

文章は記録に残ります。原文は誠意のこもったものでしたから、

足りない部分を加筆して、あとは表現を変えたりして仕上げました。

原稿用紙にワープロで打ち込み、読んで頂いて変えたいところがあれば直しますと

チェックして貰いました。

「先生、字数が増えているのですが、どこをどう変えたのか全然分かりません!」

「お母様が書いた様に、同じ文体で書かないと添削がばれますからね、

書いた本人が気づかないってことは合格ですよ」



皆、それぞれ紆余曲折があります。

無事希望校に合格、そして進学出来て感動的でした。

多分お母様自身も仕事に子育て、他の諸事情もあってご苦労されたのでしょう。

お疲れさまでした。

「でも、進学後も大切ですからちょくちょく顔出すように伝えて下さいね」





長いお付き合いでしたから、生徒にも「4月は土曜日に顔を出しなさいね」と伝えています。

授業や勉強方法で不安を感じたらすぐに相談するようにと言ってあります。

新しい生徒が入る中、卒業していく生徒もいて、寂しく思います。

お母様も生徒も、これから新たなスタートに立って更に前進して欲しいと思います。



卒業おめでとうございました。

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